充実のキッチンで家族の集まる住空間に!

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nino, 岡本和樹建築設計事務所 岡本和樹建築設計事務所 Study/office
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やっぱり家族が住まう住空間で最も過ごしやすくありたいのは、キッチンやリビング、ダイニングといった家族の集まる場所の充実感かもしれませんね。様々なスタイルを持った住宅がありますが、あなたの理想的な空間はどんなインテリアですか?ご紹介するのは、食事も家事もワクワクできるような充実キッチンのある住まい。岡本和樹建築設計事務所が手掛けるこちらの「nino」は、ちょっぴり日陰になりがちなロケーションに建つ住宅。二階リビングとしたことで心地のいい眺めと日差しを感じられる住空間が広がります。なんといってもオープンスタイルのキッチンを囲うように、リビング、ダイニングが配置されたプランは家族が賑やかに過ごせる充実した住空間です。

シャープな印象を持ったシンプルな外観

敷地があるのは栃木県内の比較的自然の残る住宅地。南側には竹林が太陽の陽ざしを阻み日陰を落とすという難点はありながらも、ゆったりとした敷地の奥まった位置に建つ本住宅。ブラックカラーの外壁にウッドバルコニーの手すりが印象的なエッジの効いたシャープでスタイリッシュな外観です。正面からは生活感を感じさせないシンプルさとスッキリとしたファサードデザインに。

広い土間と機能的な収納

玄関スペースはホワイトインテリアに明るめトーンの木素材が散りばめられたナチュラルシンプルスタイルのインテリア。広々とした玄関土間はちょっぴり多目的にも使えそうなスペースです。ちょっとしたら客があれば世間話が出来たり、土間からアクセスする大容量の収納スペースは靴を履いたままでもサッと出し入れのできる機能的なアイテムに。地窓からは外部の視線を交わしながら視覚的な広がりと自然光を感じられるデザインです。

広がりを感じる充実のキッチン

南側の竹林によって落ちる日陰によって計画されたのは二階リビングでした。勾配天井の室内は外観からはイメージ出来ないほどの開放的で明るい空間に。木の素材感を十分に感じられるインテリアは太陽の陽ざしと相まって心地のいい住空間に。オープンスタイルのキッチンに添って設けられたキッチンカウンターテーブル、ちょっぴり意外な90°に接することでゆとりの長さを持った大きなテーブルに。お店屋さんのような充実感を感じるゆとりあるキッチンスペースです。

家族の顔を見通せる賑やかな空間

キッチンスペースが位置するのは和室コーナーとリビングの間の角。キッチンに立てば正面には見通しのいいウッドバルコニーに、家族の顔が見通せる場所です。家の中心に位置するキッチンと接するカウンターテーブルは、調理用作業台としても、ワークスペースとしても活用可能な機能的なアイテム。リビングや和室だけじゃない家族が集まれる賑やかな空間です。

夕景には周辺の環境を望む心地のいい空間

日が傾きだすと室内を灯すのは温かみのある暖色系の柔らかな光。ペンダントライトやスポットライトで灯す室内には木素材の質感と影のあるリラックスできる柔らかな空間に。リビングのソファに寛ぐと、正面には木手摺の上部から竹林を望む自然を感じられる眺めが愉しむことができます。南側に位置した竹林によって二階リビングとなったプランながら、プライバシーの確保と周辺環境に馴染む心地のいい住まいです。

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