デッキスペースで得られる開放感!「ZIg Zag」

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
Zig Zag, キリコ設計事務所 キリコ設計事務所 Terrace
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市街地に家を建てると、幾つかの問題が起きてしまうでしょう。例えば、窓を開けると、通りを歩いている目が合ってしまう。また庭を設けれず、いつも閉塞感をを感じてしまうことなど。こうした問題は大きな土地を確保できない市街地などでは多く起こる可能性があります。ですが、それに対応した家が無い訳ではありません。今回紹介したいのはそんなプライバシーを守り、開放感の得られる家です。

クライアントの要望に応えた家

今回家を手がけたのはキリコ設計事務所。家は市街地に建てられています。家の設計を依頼したクライアントが求めたのは、趣味の部屋を設けてゆっくりと時間を過ごせる家が欲しいということ。そんなクライアントの要望に建築かはしっかりと応えています。そして個性的な外観を持ったモダンな家が建てられました。

家の中を様子を見せないシンプルな外観

家は通りから見ると、シンプルな外観に見えます。箱型で2階建ての建物に見えるのは窓と玄関。それ以外のものは全く見られません。そのため建物の中の様子をうかがうことができません。このような建物の外観からはモダンで生活のプライバシーを守る家であることがわかるでしょう。

明るさと暖かさを感じさせる屋内空間

家の中には明るく印象的な空間が広がっています。それを印象付けるのは白い壁。家の中の壁や天井は白色にまとめられており、明るさや清潔感を感じさせます。そんな空間に大きなアクセントとなるのは木のフローリングや天井。白色にまとめられた空間は時には冷たさや単調さを感じさえますが、ここでは木の茶色や、それが感じさせる暖かさが、飽きのこない心地良い空間を演出しています。

読書を楽しめる趣味の空間

クライアントが求めていた趣味の空間はリビングルームの横に実現されています。それは読書室。そこには壁一面に書棚が取り付けられており、多くの本を収められるようになっています。部屋はリビングルームと繋がっているため、気軽に本を読める場所になるでしょう。このような部屋は引き込み戸が設けてあり、読書に集中したければ、戸を閉めて周りの雑音を気にすることなく本を読むことができるようになっています。

開放的なデッキスペース

このような家で大きな特徴となるのは広々としたデッキスペース。それはリビングルームの横に設けられています。こちらの空間も仕切りとなるガラス窓を収納できるため、デッキとリビングルームは1つの空間になります。デッキはプライバシーを守れるように通り側でないところに配置されているため、ここでは外からの視線を気にする必要はありません。また庭の無い本住宅に開放感を与える重要な役割を果たすことになるでしょう。

プライバシーを守り開放感を得る家

本住宅ではプライバシーを守りながら解放感を得られるようにするため、通り側にはほとんど窓を設けずに、外から見られにくい場所に広々としたウッドデッキを設けています。そのため、ここでは周りの目を気にすることなくデッキスペースでくつろぐことができます。このように市街地の家で生じる問題を解決して、クライアントの要望に応えた家が建てられたのです。

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