一人暮らしを楽しむためのインテリア

Aya F. Aya F.
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一人暮らしを始める理由は人それぞれ。ライフスタイルも十人十色なので、インテリアに求めるものも機能性、見た目のかわいらしさ、カッコよさなど多岐にわたるものです。自分だけのお城となる場所だからこそ、インテリアにもこだわりを持って、一人暮らしを楽しみたいですよね。今日はそんな一人での生活が心躍るものになるような部屋づくりについて考えていきます。色使いはもちろんのこと、レイアウトのポイントなども覚えておきたいですね。

一人暮らし。インテリアはどう作る?

一人暮らしと聞いて、皆さんはどんな印象を持たれますか?進学に伴う一人暮らしは、新生活や家族から離れて自由になったような気持ちを持たれる方が多いでしょう。逆に単身赴任などでシングルライフを余儀なくされる人にとっては、ちょっと寂しさが感じられるかもしれません。いずれにしても、一人でも楽しく快適に過ごせるような部屋づくりをしていきたいですよね。入居したては家具が少なくて侘しい雰囲気になりがち。ミニマルなインテリアにするにしても、おしゃれさを出していきましょう。

落ち着いた色合いでポップに

シングル向けの賃貸物件では、白い壁で飾り気のない内装というところが多いのではないでしょうか。こうした場合、家具の選び方によっては、無機質で寒々しい雰囲気のインテリアになってしまうことも。暖かさを感じるようなお部屋を目指すのであれば、家具や小物などに明るい色合いのものを取り入れてみてはいかがでしょうか。こちらのお部屋では、棚やベッド、ヘッドボードなどにブルー、ターコイズ、レッドなどの目を引く色を取り入れています。いろんな色合いが混ざっていながらも混沌とした印象にならないのは、アクセントカラーの割合を低めに抑えているから。押さえておきたいポイントです。

白とウッディでミニマルに

ミニマルインテリアを目指すのであれば、寒々しくならないような工夫をすることが大切です。こちらは東京のリノベーション会社・NUリノベーションの手がけたお宅。白い空間にあたたかなウッディテイストを組み合わせることで、優しい雰囲気の空間づくりが実現されています。物は、必要なものだけにすることで、LDK空間には収納家具がほとんどなく、背の高い家具がないため、よりすっきりと広々したお部屋となっています。

コンパクトルームは白を上手く味方に

小ぢんまりとしたワンルームでの一人暮らしならば、レイアウトや家具選びも慎重に行いたいもの。こちらの部屋では、白と白木を基調とした空間となっていて、広々と暖かな雰囲気です。奥に見えるデスクは折りたたみ式でしょうか。限られた空間を上手に使うためには、このような多機能家具を取り入れるのが、省スペースのためのコツ。部屋の中心の床を強調するようなインテリアにすると、視覚的なトリックによってお部屋を広く感じさせることができます。

縦の空間の広がりをつくろう

部屋の広さは、どうしても変えることができないもの。それでも広々と見せたいのであれば、縦の空間の使い方について工夫を凝らしていきましょう。こちらのアパートでは、キッチンの裏側に置かれたベッドが、大人の胸の高さあたりに設置されています。ベッド下の部分は衣類の収納場所となっていますが、収納家具と感じさせない造り。また、ソファには背の低いものが選ばれています。こうすることで、視界を遮るものがないためお部屋を広く感じることが可能に。

Photo: Jeremy Massa

黒いシステム家具でクールなお部屋に

普通に暮らしていくためには、家具は欠かすことのできない大切なものですが、いろんな家具をあちこちに配置していると、デザインやサイズによってはとても散らかった印象になってしまいがちです。コンパクトな部屋だからこそ、すっきりと見せたい!と思われるのであれば、こちらのようなシステム家具を取り入れてはいかが?本や小物などの収納棚だけでなく、折り畳み式のデスクやテレビ台としての役割も果たしてくれます。シックな黒い家具で、ミニマルにクールにお部屋をカスタマイズできそうですね。

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