二段ベットのデザインとアイデア

A.Imamura A.Imamura
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二段ベットを上手に選んで寝室スペースを素敵にコーディネートしてみましょう。楽しい子供部屋からワンルームの大人の部屋まで、幅広く活躍してくれる二段ベットは、狭い日本住宅の強い味方です。今回は、二段ベットを選ぶ際のデザインとアイデアをご紹介していきます。

二段ベットで兄妹別の空間をつくる

二段ベットを利用して、限られた部屋の広さでも兄妹別の子供部屋をつくることができます。こちらはARAKAWA ARCHITECTS & ASSOCIATESが手がける三人の兄弟の部屋。ロフトベットを配置し、下方には三つに区切られた子供たちそれぞれの空間がデザインされています。性格に合わせたスペースのレイアウトやカラーが素敵ですね。兄妹の距離は近くに保ちながら、それぞれの個性を尊重したスペースのデザインです。

二段ベットは長く使うことを考えて

二段ベットは、小さな子供の時期から高学年になるまでの長い期間を使用することを考えてデザインやサイズを選んでみましょう。例えば、こちらのようにすっきりとした明るい木材でつくられたンプルな二段ベットは、大きくなっても使用できるデザインです。また、収納場所も一緒に設置されていればスペースの利用方法もグッと広がります。

一人っ子でも楽しい秘密基地型

楽しい子供部屋をデザインしてあげたいのならば、ドキドキワクワクする秘密基地のような二段ベットはいかがでしょうか?こちらは、すべり台や小さな小屋が愛らしく配置されたベット。子供部屋の主役として活躍します。好奇心旺盛で創造力豊かな子供の時期は、このようなワクワクするデザインを選んであげたいですね。

収納に便利なデザイン

二段ベットは、子供のためだけではありません。例えば、ワンルームに一人暮らしの生活など、限られた部屋の広さを有効に活用するときにも役立ちます。こちらは、キューブ型のロフト。下方は、生活必需品などをまとめて片づけられる棚やスペースが配置されており、収納家具としても役立ちます。ブラックカラーとシンプルなキューブ型が、都会的で大人の部屋にもぴったりと馴染みます。

クレジット: Design: Till Könneker, Build: Remo Zimmerli, Photo: Rob Lewis, Management: Dana Loftus

ロフト型で狭い空間を活用

狭い部屋を有効に使用するためにロフトを取り付けるのも一つのアイデアです。ワンルームの部屋では、寝室とリビングルームなどの居住空間が別けにくいのが問題。例えば、天井高のある空間をりようしてロフトスペースをつくることで、プライベート空間を上手に分けることができます。選ぶ梯子のデザイン次第で、インテリアの印象が変わるので、安全性と共に素敵なものを選びたいですね。

こちらでは併せて「ロフト付き住まいのメリットとデメリット」を紹介しています。

色選びでインテリアが左右される

ベットは部屋の空間を大きく占める家具の一つです。選ぶカラーやデザイン次第でインテリアが大きく左右されるので、自分のイメージするインテリアにしっかりと馴染むものを選びましょう。また、高さのある家具は部屋に圧迫感をもたらすことも。できるだけ白や明るい木材など、圧迫感をださないカラーを選ぶ事ですっきりとした印象に仕上げることができます。

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