庭の目隠しで家を守る

A.Imamura A.Imamura
エンガワとドテのイエ, WAA ARCHITECTS 一級建築士事務所 WAA ARCHITECTS 一級建築士事務所 Garden
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庭の目隠しフェンスの種類やデザインの選び方次第でエクステリアの印象が変わるだけでなく、家の防犯効果も変わります。プライバシーを守りながら、屋外空間をのびのびと楽しめるフェンスを選ぶことで、家族みんなが安心して過ごすことができます。今回は、そんな庭の目隠しフェンスの種類をご紹介していきます。

​庭の目隠しとナチュラルなウッドフェンス

HOUSE-04(renovation), dwarf dwarf Terrace

庭の目隠しで一番人気はナチュラルな景観が魅力のウッドフェンスです。ウッドフェンスは頑丈な木材を使用し丈夫で長持ちする上に、ナチュラルなインテリアで目隠しを実現できます。DWARFが手がけるアメリカンスタイルのこちらの住まいのように家の周囲をウッドフェンスで囲ったり、壁面や玄関一部に配置しても素敵ですね。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の庭を紹介しています。◀

※ 庭の写真ページ

​庭の目隠しと採光と通風

庭の目隠しとして縦格子は非常に効果的です。落ち着いた和モダンの印象をエクステリアに演出するだけでなく、斜め方向からの視線への目隠し効果があります。また 圧迫感の少ない目隠し効果が期待できるだけでなく、採光や通風を妨げず室内に光や風を取り入れることができるので、中庭やウッドデッキなどにも最適な柵のデザインです。

【格子については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 格子戸のある暮らし

緑の斜面で緩やかにプライバシーを守る

こちらの庭は二段の傾斜でつくられるドテによって緩やかに外からの視線を防ぐ工夫がされています。リビングの大きな開口部から開放的に広がる芝生の庭は暮らしの一部として目を楽しませてくれるだけでなく、子供たちの遊び場としても大いに活躍してくれます。閉塞感のない緩やかなフェンス効果を傾斜で作った素敵なアイデアですね!

外壁素材に合わせた柵

こちらは、外壁の色に近い柵を配置した例。しっかりとした目隠しとして役立つだけでなく、外壁と同素材や同系色を選ぶ事でエクステリアと外壁の統一感を生み出します。建物の外壁や床面のタイルなどと一緒に効果的なカラーコーディネートを考えてみましょう。

閉塞感が出過ぎないデザイン

こちらは、大開口のあるLDKと繋がる庭のある住まい。広々としたLDKと屋外空間のプライバシーを守る高い塀が印象的です。住まいを囲む高い塀には、閉塞感を軽減させ、効率よく日光や風を取り入れるようスリットが用いられています。塀を通した太陽光のラインがリビングにそそぐおしゃれな屋外・室内空間が出来上がりました。

不透明と透明柵の組み合わせ

近ごろのフェンスや柵には、豊富なデザインバリエーションがあります。こちらのように、光をほどよく通す半透明の素材と透明素材の柵を組み合わせることでリズム感も生まれます。異なるフェンスや柵の素材を組み合わせることでプライバシーや防犯対策に有効なだけでなく、採光具合を調節できるのも嬉しですね。

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