木のぬくもりと空間の広がりを感じる、吹き抜けのあるログハウス

Michi Koba Michi Koba
江南市に建つログハウスの家, 木の家株式会社 木の家株式会社 Houses
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木の自然な風合いを楽しめ、毎日が森林浴のような心地の良い空間が広がるログハウス。一度は住んでみたいと思われる方も多いと思います。今回ご紹介するのは木の家株式会社が手掛けた吹き抜けとテラスのあるログハウス。クライアントの共同設計によって建てられたというこちらの住まいには、クライアントの夢とログハウスの魅力がたっぷりと詰まっています。では早速見て行きましょう。

​クライアントの思いを体現するログハウス

ログハウスメーカーの用意するモデルプランは、価格が高くなりすぎないよう小さな規模のものが多いそうで、実際住んでみるとやはり窮屈・・・というケースもあるようです。一方こちらの住まいはクライアントが持ち込んだスケッチから始まったということで、自由設計によって、必要な部屋数や広さ、住む人の思い描く暮らしが体現されています。母屋と離れ座敷がある敷地内に建てられたこちらの住まい。母屋と離れ座敷、そしてこのログハウスに囲まれるように中庭があります。空間構成としては、片流れの屋根の架かる大きなボリュームに、広々としたテラス、そしてその下にはカーポートが配されています。木の風合いをそのまま楽しむことができる外観は、メンテナンスを怠らなければ年数が経過してもその古さを感じさせません。

​実はログハウスは高性能住宅

素朴で簡素な造り、というイメージが強いログハウスですが、現在のログハウスはコンピュータを使って精密に加工された木材を組み上げる高性能住宅。木のぬくもりを感じられ住み心地が良い他にも、断熱性能に優れ、冬暖かく、夏涼しいなどのメリットがあります。ヨーロピアンな空気を感じさせる外観もおしゃれですよね。

​吹き抜けと薪ストーブのあるリビングルーム

吹き抜けのあるリビングルームは家の中央に配置されています。その手前にはダイニングキッチン、吹き抜けに面した2階のファミリールーム、そしてその横のテラスまで大きな空間を一体に使えるよう計画されています。開放的で明るく、木に囲まれた空間がとても素敵ですよね。薪ストーブもそんな雰囲気づくりに一役買っています。この薪ストーブで家全体を暖房しており、その熱は大きな吹き抜けを介してゆっくり対流し、快適な暖かさを生み出します。

​木に囲まれた内部空間

2階のファミリールームは吹き抜けとテラスの間に位置します。片流れ屋根の勾配をそのまま生かした天井によって屋根裏のような雰囲気もあります。天井、床、壁、手すり四方を木目の美しい木に囲まれた癒され、リラックスできる空間ですね。

広々と開放的なテラス

ファミリールームの横には広々としたテラスが広がります。開口にはガラスのフォールディングドアが採用されています。こちらを全面開放すれば、テラスをファミリールームと一体的に使用することができ、リビングゾーン全体のとしての広さは38帖にもなるそうです。テラスの床には外壁の山吹色に合わせたダークブラウンが採用され、落ち着いた雰囲気となっています。

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