狭い部屋の家具選びはどうすれば良いでしょうか?ワンルームなどの限られたスペースでも工夫次第でおしゃれで快適に暮らすことができます。テイストを揃えてインテリアに統一感を出すだけでなく、スペースを有効活用できるデザインを選んでみましょう。今回は、狭い部屋に最適な家具選びをご紹介します。
狭い部屋の家具は、できるだけ色やテイストを揃えることで統一感が生まれ、スッキリとした空間をつくることができます。こちらは28年度キッチン空間アイデアコンテストで優秀賞を受賞したリビング・ダイニングスペース。ダイニングからリビングは、ホワイトベースにやわらかなナチュラルカラーで優しい雰囲気が演出されています。壁面に沿った造作されたのカウンターや棚は、リビングのTVコーナー、収納、キッチンに対面するカウンターテーブルが一体になるように設計され、すっきりとした空間が作られています。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています◀
狭い部屋に家具を揃えていく前に、暮らしのスタイルを見直してみましょう。例えば、椅子に座る生活から床に座るスタイルに変えることで、揃える家具の数が減り空間を広々と使うことができます。また、家具をロータイプで揃えれば、視界を遮るものが少なくなるので圧迫感なく部屋が今よりもスッキリと見えます。
【ワンルームについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています】
こちらは落ち着いた木製のデザインで圧迫感が少ないTV台とサイドキャビネットでまとめられたリビングルーム。見せたくないデッキ類やDVD、ケーブル配線などもしっかり収納できます。壁や天井部空間は、住まいの中でも活用されにくい場所です。このような活用しにくいスペースでも1cm単位の幅でオーダー設計すればで、置きたい場所に無駄なくフィットする収納スペースを作ることができます。
揃える家具は、できるだけ2WAYの異なる使用用途があるデザインを選びましょう。例えば、ベッドを選ぶときにも収納スペースのあるベッドならば活用の幅が広がります。スペースを無駄なく使える便利なすき間収納を考えれば、わずかな居住スペースでも大量収納が可能になり、普段使いから季節物までしっかり収めることができます。狭い寝室でも諦めずに快適に過ごせる工夫をしてみましょう。
コンパクトな空間にテーブルを配置する際は、人数に合わせてサイズを変えられる伸長式やバタフライテーブルがおススメです。必要に応じて小さく使用したり、大きく広げたりできる卓上は来客の多い人には最適です。一方、こちらは必要な時に取り出して使用できるライティングデスク。一人暮らしの部屋では、ライティングデスクはベッドの次に場所を取る大きなものです。こんなコンパクトでフレキシブルなデザインは一人暮らしや限られたスペースを有効に活用したい人の強い味方です。