機能美溢れるスカンジナビア家具

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
Astiva sofa for TRISHNA JIVANA, TOMOYUKI MATSUOKA DESIGN TOMOYUKI MATSUOKA DESIGN Living room
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年間を通して気温が低い北欧では、家の中で過ごす時間が多いことや自然に恵まれた環境から材料となる木材に富んでいることで、家具やインテリアなど住まいに関わる分野で発展を遂げてきました。北欧家具の最大の魅力は、機能美を備えたシンプルさです。シンプルさ故にどんな部屋にも合わせることができます。そんな北欧家具に魅入られた人たちも多いでしょう。今回はそんなスカンジナビアンな家具を紹介したいと思います。

自分だけのオリジナルランプ

こちらは東京を拠点に活動するTONA BY RIKA KAWATO/TONAデザイン事務所が手掛けました。デンマーク王室御用達の照明会社LE KLINTのUnder Coverランプのためのシェードのデザインをされました。シェードの両面を使った柄表現により消灯している時とランプが点灯した時とで違う表情が楽しめます。またこちらのランプは中のシェードを取り外して変えることができるので、部屋の雰囲気やライフスタイルに合わせてコーディネートできます。またインナーシェードの色や柄を重ねることも可能なので、自分だけのオリジナルなランプを楽しむことができます。

デザインがそれぞれ違うソファ

こちらは岐阜県を拠点に活動する家具の福岳が手掛けた様々なソファです。ソファベッドアルプやソファドウゼ、パーソナルチェアと様々なデザインのソファがあります。普段はあまりしない提案なのだそうですが、それぞれのソファを使い分けることで、それぞれの座り心地の特徴を最大限に活かすことができました。その日の気分によって座るところを選べる、楽しい空間ですね。

お洒落に飾る

こちらは東京を拠点に活動するNUリノベーションがリノベーションを手掛けた住宅のリビングルームです。ひとつまたひとつと集めたくなるのがシンプルでお洒落な北欧家具です。そんなかわいい家具たちを集めたらディスプレイしたくなりますよね。こちらのご主人も北欧家具やミッドセンチュリーの家具が大好きでリビングに年代別にディスプレイしたいと思われました。そこで床の模様を変えることでゾーンを分けることが可能となりました。北欧家具の色合いと床がマッチしていておしゃれな空間となっています。

フォルムが美しい家具たち

こちらは岐阜県を拠点に活動するNDSTYLE./NODA FURNITURE CO.,LTD.が 手掛けたフォルムが美しい家具たちです。「寄せては返す波」から着想を得られたそうです。天然木の素材感を活かして、重なり合う木々が豊かな表情を醸し出しています。またキャビネットアイテムは使う人の目線に合わせられるよう、脚の高さは3段階から選ぶことができます。美しいだけではなく機能も優れている北欧家具たちです。

思わず触りたくなるソファ

こちらは東京を拠点に活動するTOMOYUKI MATSUOKA DESIGNが手掛けたソファです。見ただけで気持ち良さが感じれますね。フェザー特有の柔らかさと全体のサイズ感が、おおらかな包容力を感じさせ、居心地の良さを作り出してくれます。またフェザーが作り出す生地のしわや張地の柔らかな表情がシンプルだからこそ際立ち、空間を柔らかくし、リラックスできるようになっています。思わず触ってみたくなる素敵なソファですね。

組み合わせれるベンチ

こちらも上記と同じくTOMOYUKI MATSUOKA DESIGNが手掛けました。こちらはパブリックスペースで使われる折りたたみベンチです。ユニークな形をしたこちらのベンチはひとつだけでも使えるし、このように組み合わせて人数が増えても座ることができます。様々な用途に対応したフレキシブルなベンチですね。カラーも豊富でいろいろな組み合わせを楽しむことができます。

シンプルでナチュラルな美しいフォルム

こちらもまた上記の2つと同じくTOMOYUKI MATSUOKA DESIGNが手掛けました。フォルムが美しいダイニングチェアです。アームは肘をかけるのに程よい高さであり、やや短めにしていることでダイニングテーブルへの出入りがしやすいように配慮されています。たっぷりとしたカーブや座面がフラットに近いということ、また前脚が座面の先端より少し後方に配置していることなどから、着座時にからだを動かしやすくされています。使う人のことを最優先に考えて造られたぬくもり溢れるダイニングチェアです。

塗り分ける

こちらは大阪府を拠点に活動するNAOYA MATSUMOTO DESIGNが手掛けた、キッチン食卓用のカウンタースツールです。ホワイトアッシュ材を使用し上下で塗り分けられたこちらのスツール。上の部分はどんな色にも合わせやすいライトグレーを配色し座る人を選ばないように配慮し、下は傷がつきやすいので、木目をより際立たせ傷自体が木目と一緒に溶け込むようにと考えられています。北欧家具は角ばったものでなく柔らかい丸みを帯びた形が多いことも特徴のひとつです。

本棚?

こちらはドイツのANCHOVISDESIGNが手掛けた本棚です。通常本棚といえば四角い箱に棚があるイメージですがそんな今までのイメージを覆す、お洒落で斬新なデザインの本棚です。紐で吊り下げるタイプになっているこちらは本が倒れることもなく、簡単に本を取ったりしまったりすることができます。見た目的にもお洒落で、飾るように本を収納することができます。

キレイな色使いの家具

こちらはポーランドのACOCO DESIGNが手掛けました。シンプルなデザインのベッドサイドテーブルです。本棚にしたり小物を置いたりといろいろなことに使える形となっています。またシンプルですがキレイな黄色が空間を鮮やかにしてくれます。近年の北欧デザインのトレンドでは、キレイな色使いの家具や雑貨が増えてきています。

落ち着いて座れる椅子

こちらは岐阜県を拠点に活動するNDSTYLE./NODA FURNITURE CO.,LTD.が手掛けました。女性の視点で考えられた、女性や小柄な体格の方のためのダイニングチェアです。日本人女性の平均身長はおよそ158cmで、椅子に座って床に脚が届く椅子の座高は40cmとされています。一般的なダイニングチェアよりも座高を低めに設定されたことで落ち着いて食事を楽しむことができるようになっています。それぞれの椅子の色が少しづつ違い、ナチュラルでお洒落な北欧家具でどんな空間にも合いそうですね。

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