一般的な日本住宅は、白い壁紙で統一されていることが多いですね。白いウォールペーパーは、すっきりとした印象でどのようなインテリアにも馴染みますが、同時に住まい手の個性を空間で表現しにくいということが挙げられます。在宅時間が多くなるこの時期、自宅の壁インテリアを少しアレンジして、自分らしいおしゃれな空間に変えてみませんか?今回は、そんな素敵な壁インテリアの実例16をご紹介していきます。
ウッドパネルのおしゃれな壁インテリアをつくるこちらのリビングルーム。テレビが配置されている部分は空間の中でも人の視線が向かいやすいところです。ウッドパネルの優しい質感で、よりナチュラルな印象をプラスしてみましょう。
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窓辺からの光と、グリーンが印象的なこちらのリビングルーム。テーマカラーを壁一面に加えるだけでもインテリアがおしゃれに変わります。ハンギングプランターにあわせた緑の色は、異国情緒漂うリラックスした空間をつくります。
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こちらは天然成分100%の漆喰を使用した優しい質感が広がる空間。漆喰は、その塗り方次第で、モダンな家にも、クラシカルな作りにも合う自在な表現が可能です。こちらの住まいは、漆喰にあわせモルタル造形とエイジング塗装でレンガの様に見える部分を組み合わせています。
【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】
茶室が設けられた落ち着いたリビングルームの床はチェリーフローリング、壁はグレーに塗装されています。淡いグレーは、大人っぽいおしゃれな雰囲気を漂させ、スタイリッシュな印象に仕上がります。濃いチェリーフローリングとも相性が良いですね。
欧州などでよく見られる本物のレンガは耐久性に優れ、またメンテナンスフリーなど多くのメリットがありますが、実際に日本の住宅に取り入れる際は、レンガ風壁紙インテリアがおススメです。部屋に入ってすぐ目に入るアイキャッチポイントとなる部分に限定するとおしゃれに仕上がります。
クレジット: Koichi Okuwaki
水色のウォールペーパーによってラッピングされたような箱は、和室としても個室としても使える空間です。壁紙デザインの選び方次第で、LDKの緩やかなゾーニングとしての効果もあります。
クレジット: 写真/フルタヨウコ
カラーや質感を変えることなく変化を加えたい場合は、こちらのようなウォールシェルフがおススメです。簡単に自分好みで設置できるので、本棚として、お気に入りの小物を飾ったり、観葉植物を飾るグリーンスポットとしても活躍してくれるので、自由にアクセントを加えやすくなります。
クレジット: ジャストの家
白いウォールペーパーに気軽にアクセントを加えるのならば、アートを飾ってみましょう。お気に入りの写真や絵画をかけたり、小さな額を自由に飾るなどすることで空間にリズム感や色を加えることができます。
子供のいる家庭で人気のウォールデザインと言えば、やはりブラックボードではないでしょうか。家族の用事を書いておいたり、子供の好きなようにお絵かきできる遊び場としても活躍します。家族のクリエイティブな場所になりそうですね!
ガーランドは、子供と一緒につくれる楽しいデコレーションのアイデアの一つです。色はもちろん柄や素材で印象ががらっと変わるガーランドは、白いウォールに素敵なアクセントを加えてくれます。DIY初心者でも気軽にはじめられる手軽さが嬉しいですね。
壁掛けできる自転車スタンドは、部屋の空間をうまく活用してお気に入りの自転車を保管できるだけでなく、壁インテリアのアクセントとしても最適です。住まい手の趣味が空間に活きるので、自分らしさを表現し易くなります。
こちらは外壁材としてよく使用されるモルタル撥水仕上げを活かした空間。敢えて鏝ムラを残すことで素材感と質感を表現した空間に仕上げられています。コンクリート床との相性もばっちりですね。
こちらも床はコンクリート、天井は表し、壁は合板で仕上げられた空間。合板仕上げはウォールペーパーのコストを削減できるだけでなく、見た目も木目が美しく個性ある空間に仕上げることができます。木ならではの質感や独特な温もりがある点も魅力の一つです。
腰貼りで富士山のモチーフを描いたこちらの和室。富士山のラインでリズム感も生まれています。一般的に直線ラインで構成される和室ですが、このように腰貼りで遊び心を取り入れるとグッとモダンな印象に仕上がります。
将来的にベッドを配置するために腰壁で保護されています。明るいフリーリングと一体感のある素材を選ぶことで、天井板張りとも馴染み、空間全体に暖かい木のぬくもりをたっぷりと感じられる空間に仕上がっていますね。
クレジット: 撮影;中村大輔
こちらも腰壁の設けられた空間。一面だけ淡いパステルカラーにすることで、腰壁とカラーがおしゃれなインテリアをつくります。清潔感とおしゃれさを兼ね備えたツートンカラーは、インテリアのおしゃれ度アップに最適なアレンジ方法です。
クレジット: Ichiro Mishima