開放感のあるウッドデッキでご家族や仲間と一緒に冷えたビールとBBQを楽しみたい♪夜はゆっくりとデッキに寝転んで星空を見上げながら一日の疲れを癒して… なんて憧れのライフスタイルですよね。そこで今回は1日で完成する簡単ウッドデッキDIYのポイントから初心者におすすめウッドデッキキットのご紹介をいたします。
ヒノキ科特有のなんとも爽やか香りが特徴的で加工性・安定性・コストパフォーマンスにも優れたウエスタンレッドシダ-(WRC) とは、日本のネズコや黒檜(クロベ)と同類で通称「米杉」とも呼ばれています。加工がし易いソフトウッドの代表格としてホ-ムセンタ-などでも簡単に手に入ります。主に屋外で使用され、ウッドデッキにも大活躍する木材として人気があります。又ウリンやイペといったハードウッドは少し費用はかかりますが、重厚感があり耐久性に優れているのでウッドデッキに適した木材と言えるでしょう。
ウッドデッキに適した木材:ホームセンターなどで指定の長さにカットオーダーする事も可能です。
工具:水平器・差し金・コーススレッド(木ネジ)・ハンマ-・電動のこぎり・電動サンダ-又はサンドペーパー(ヤスリ)
塗装用具:採用木材によって塗料の種類も異なるので注意が必要です。お子様がご使用するウッドデッキであればドイツのオスモカラー社から販売されている自然系植物性塗料などがおすすめです。
➂基礎を作り床板を張りはじめます。水はけを良くするために、少し隙間を空けて床を張っていく事が重要です。釘などを十感覚に板面に直角にさしながらスペ-サ-とし、床板を順番にコーススレッドで固定し張っていきます。隙間が大きすぎるとつまずきの原因になるので注意しましょう。
ウッドデッキは床張りの組みパタ-ンによって出来上がりの雰囲気も随分と変わります。一般的には直線(直角)張りが多いですが、例えばヘリンボ-ン張りなどは、施工の手間はありますがまるで室内リビングの様な高級感のある仕上がりになりますので、クラシックなスタイルがお好きな方は是非挑戦して頂きたいです。
ウッドデッキを作る過程で最も重要な作業ですので気合を入れて取り組みましょう!
➀ウッドデッキの出来上がりの高さを確認したら基礎石(束石)を配置します。羽子板付きの束石ですと、コーススレッド(木ネジ用の)穴が羽子板についていますので扱い易いです。等間隔に重ならにように可能な限り水平に置いていきます。防草シートや砂利などを引いて置くとベターです。
➁基礎石に束柱を垂直に設置します。
➂大引きと根太をコーススレッドで固定すれば基礎は完成。床板を張る工程に入ります。
雑草対策としてもう一つの方法は、SHU建築設計事務所が完成させたウッドデッキのように、基礎の過程でデッキ下にコンクリート打ちを施すことです。イニシャルコストは確かにかかりますが、この工程を踏めば、まず確実に99.9%草むしり処理に追われる事はありません。コンクリートの上にウッドデッキを設置すれば、基礎石(束石)を必要としませんのでその点では費用の面で経済的であるとも言えます。
初めてのDIYで不安だという方は市販で〝ウッドデッキキット〟が販売されています。マニュアルに従って組み立てるだけでお手軽に憧れのウッドデッキが手に入ります。ただし、メンテナンスは重要です。天然木材を使用した場合は少なくとも1年に一度は木材保護塗装を行って下さい。又プランターなどをウッドデッキ上の同じ位置に置きっぱなしにしてしまうと、湿気がこもりデッキを傷めてしまう可能性がある為、頻繁に配置ポジションを動かす事もお手入れの一環として習慣化しましょう。
リビングとDKLを繋ぐ解放感のある青空リビングと呼べるべきウッドデッキ。STAD(スタッド)が手掛けたこちらの建物は、自然との共存ライフと家族の繋がりをテーマにクリエイトされています。エントランスの先には、中庭への全開口があり、森が広がっているようです。
屋根付きウッドデッキなら雨の日であっても外を楽しむ事が出来る上、床板を守る役目も果たしてくれる為、ウッドデッキの耐久性も確実に強まります。夏の日差しが強い日であっても、パテオがあれば紫外線もあまり気になりません。読書やお食事など野外リビングを思う存分楽しみたいですね。