インテリアをカスタマイズするにあたり、長く楽しめるようなアイデアを盛り込んでいくことは、日々の生活を楽しむためにもとても大切です。単調になりがちな日常をハッピーなものにするためにも、遊び心のある内装づくりをしていきたいですね。今回は、一味違った遊び心が感じられるようなインテリアの実例をご紹介していきます。家づくりや模様替えなどをお考えならば、ちょっと変わったアイデアとして参考にしてみてくださいね。
インテリアの印象がちょっと違うだけでも、なんとなく普段の生活がいきいきとしたものに感じられませんか?お気に入りの家具やアイテムに囲まれるのはもちろんのこと、遊び心のある自分好みの内装に囲まれた生活は、やはり格別です。こちらのお宅は大阪の建築家・Atelier Mの手がけたもの。一見、学校か図書館、または駅などの待合室のような雰囲気が感じられますが、ゆったりとしてすきな場所に座れたり、広い空間なのに場所によっては個室のように感じられたりするレイアウトは、思いのほか活用方法が広がりそうですね。
【カウンターについては、こちらの記事でも紹介しています】
都会や住宅密集地に住んでいると、まわりはコンクリートばかりでちょっとくたびれてしまいますよね。癒しの空間を創りたいとお考えなのであれば、例えば観葉植物を取り入れて、自然が間近に感じられるような部屋づくりをしてみるというのもいいかもしれません。こちらはアロマセラピーのサロン兼スクールとして使われているお部屋です。上から下までありとあらゆるところに、いろいろな種類の植物が置かれたり吊るされたりしていて、見ていて癒されそうですね。
最近人気の大きく開けたLDK空間。過ごしていて心地よいものですが、インテリアをまとめていく場合、ゾーニングと呼ばれる用途に合わせて空間を区切っていく方法がよく採り入れられます。こちらでは、床の素材を部分的に変えてみたり、ラグのサイズに合わせたりすることで、くつろぐスペースを変化させています。グリーンのラグのスペースでは、ライトの吊るされた支柱にカバーをかぶせることによって、テント風の個室スペースを作ることが可能に。行く通りにもアレンジできるという素敵な遊び心のある空間です。
Photo: 松崎典樹
▶「住まいの写真」のページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀
料理好きな人の中には、料理を作りながら家族や友達と過ごす時間が一番楽しい、という方も多いでしょう。食べることは生きること。人とのつながりがより近く感じられるキッチン&ダイニングは、人生をより楽しいものにしてくれそうですよね。こちらのキッチンは、アイランドタイプで、大きなワークトップはテーブルとして活用できるため、幅広い用途で活躍してくれそうです。デザインの異なる椅子が、住人の遊び心を感じさせてくれます。
Photo: Akihide Mishima
家を建てるということは、人生においてもなかなかあることではありません。だからこそ、こだわりをもって家のデザインを考えたい、という方も少なくないはず。こちらのお宅では、倉庫をリノベーションしたような住まい、というキーワードからデザインされたのだそう。古材を使った壁は、アーティスティックでとても遊び心が感じられるデザインです。画一的でないからこそ、長く心地よく楽しめるインテリアがここにあります。